このページの先頭です

当サイトについて

コラム一覧 これからが、面白い買取価格の適正化!宅配買取サービスも開始

これからが、面白い買取価格の適正化!宅配買取サービスも開始

1690view

2018.01.23

実際の買取価格は理想よりほど遠い?!

最近、買取業者の取り扱う品目が増えてきているのをご存知でしょうか。とある買取業者は、毛皮や金銀プラチナなどを専門に取り扱っていたのですが、着物の買取も始めるようになりました。それぞれの品目ごとに、その分野の知識が豊富な人材を専任スタッフとして配置しているのでしょう。

今や、取り扱わない品目はないのではないかと思うほど、事業を拡大させています。その中でも注目したいのが、着物の買取です。着物の買取を行っている業者のホームページを見てみると、どのような着物だといくらで買取ってもらえるか、という買取相場が見えてきます。古着であっても、着物の状態や着物を作った作家や生地の産地によって、意外な高値がつくことがあります。

そういったケースを見ると、自分の持っている着物にも高値がつくかもしれないと、期待が大きくなってしまいます。ですが実際のところ、ホームページに載っているような最高値の買取価格が出るケースは非常に稀です。ですが、「高値でなくてもいい。処分するのに困る着物があるから、安くても買い取ってもらいたい」という方もいらっしゃいます。

出張買取の場合、訪問スタッフはどのように査定するのでしょう。そのスタッフに着物の専門的な知識と査定の経験が豊富にあれば、その人が買取価格をおおよそ決め、本部にその確認を取り、最終的な価格が決まる、という流れです。

ですが経験の浅いスタッフの場合、着物の写真を撮り、その場ですぐに本部の鑑定専門の部署にその写真をメールで送り、買取価格を指示してもらうというように、さもスタッフ自身が査定していますというような対応をされる場合もあるようです。優秀な目利きのできるスタッフが来るとは限らない、ということを理解しておいた方が良いでしょう。

訪問スタッフは若い方が多く、とても丁寧に対応してもらえるという傾向があるそうです。誠実な対応は好印象を持てますが、買取価格を決める際にスタッフ自身に決裁権がなく、本部の意見を待っているという姿は若干の不安を感じてしまいます。

しかし、わざわざ自宅まで足を運んでもらった上、本部の提示した買取価格で納得してもらおうと一生懸命にされると、売り手も買取相場を詳しく知らない場合は、その価格で承諾せざるをえなくなります。また、査定の際に、売り手が提示する品物以外にも不要な品はありませんかと、訪問スタッフが積極的に買取を提案してくる場合もあるそうです。

不要品の買取業界は競争が激しくなり、同じようなビジネスモデルを展開している競合他社が多いのでしょう。「他社よりも一円でも高く買い取ります」とホームページの目立つ場所に掲げているのが、その表れです。より良い中古品を、他社よりも先に確保したいと考えているのです。

最近では売り手も、不要品のやり取りに慣れてきて、買取相場に詳しくなってきているという状況も影響しています。インターネット上では、ネットオークションやフリーマーケットサイトなど多数存在し、それを利用するユーザーも増加しています。それらを利用することで、売買価格は簡単にリサーチ出来てしまいます。

訪問買取の他にもさまざまな買取方法が増えてきた

買取スタッフが自宅まで来てくれる出張訪問買取の他にも、買取業者が行っている買取方法があります。従来のように、売り手が品物を買取店舗に持ち込み、査定してもらう方法が一つ。さらに、最近では宅配買取というサービスが登場しました。

品物を送る際に必要となる梱包セットや、送料、査定料も無料という、とても便利なサービスです。査定してもらいたい着物の枚数が多い場合、店舗まで持ち込むのはとても大変です。忙しくて時間が取れない人にも利用しやすくなっています。

便利なサービスですが、買取価格に納得がいかなくても、梱包セットや送料が無料であることを考えると、このまま売らないのは悪いなと変な気を使ってしまいます。また、売り手の利便性を第一にしたサービスを提供するその企業努力に、その買取業者に買い取ってもらおうという気持ちになってしまったりします。

毛皮製品や貴金属、ブランド品よりも需要がそれほど高くない着物の買取に、なぜそれほど力を入れるのでしょうか。ブランド品は流通量も多いでしょうが、着物の分野において、高値がつくよう有名作家の作品や有名な産地の生地を用いたものを持っている方は、ほんの一握りです。そのような希少価値のある品物が買取に出される割合は非常に低いと考えられます。

しかし、そういった分野にも事業を広げているということは、買取業者には何か戦略があるのでしょう。両親が買ってくれた振袖、一生懸命働いて貯めたお金で買った着物、など売り手にはいろいろな大切な思い出のつまった品物です。

買取業者によって、それらを大事に使ってくれる新しい持ち主の手に渡ったり、リメイクされて全く新しい価値を与えられたものとして使われるかもしれません。長年着ることもなくタンスの肥やしとなり、生地が傷んだり劣化するよりは、その方が遥かに良いでしょう。

実は、着物の買取はお客様獲得のきっかけにすぎない?

買取業者が着物に特化した専門店ではない場合、査定の際に、着物以外の不要になった貴金属の査定を提案してくることもあるそうです。現在、金の相場がかなり高くプラチナを超していて、純金20金、18金はかなりのものです。

金銀プラチナは相場がはっきりしているので、相場が分かりづらい着物よりも査定しやすく、売り手に買取価格を納得してもらいやすいという点で、本当はこちらをメインに取り扱っている買取業者が多いようです。貴金属は基本的に、グラムを正確に測る事で査定します。まとまった量の20金があれば、買取センターでも、正規の金取引所で売却しても同じ価格です。

金銀プラチナは、グラムの計算とその純度によって価格は決まるのです。金か金メッキか忘れてしまった場合は、「k18」と刻印されているか確認してみましょう。刻印があればそれは18金で間違いありません。プラチナの場合は「pt」と刻印されています。20金は金属としては柔らかいので、アクセサリーなどの宝飾品には向きません。延べ棒の形が多いでしょう。

宝飾品に使われるのは、純度を下げて硬さを持たせた18金となります。その金属に宝石などが付いている場合はプラス査定されたり、宝石の有無やブランドは査定に加算されなかったり、店舗によって査定方法が異なり、買取価格に差が出ます。そして、取引市場における価格が上がった時に、買い取った金銀プラチナを売却することで、買取業者は利益を得ることができるのです。

着物の買取を依頼したのに貴金属の買取まで要求されて嫌だなと思っても、考えようによっては、信頼できる買取業者かどうか、見極めるポイントにもなります。なぜなら、これらの市場相場は誰にでも知ることができるものなので、その買取業者が相場に合った査定をしているのか、それとも相場よりも低い価格を提示しているのか、はっきり分かってしまうのです。

安心して利用できる買取業者がたくさん

同業他社が多く、厳しい状況にある買取業者。売り手側もインターネットを用いて情報収集を怠らず、複数の買取業者に査定を依頼し、少しでも高値で買い取ってもらえるよう工夫するようになりました。対応が不親切であったり、サービスが充実していなかったり、査定に不透明な点が多い買取業者は勝ち残れないでしょう。

こういった状況にあることで、業界内で各社が切磋琢磨し、お客様が満足できるサービス、買取価格を実現しようという努力がなされています。出張買取、宅配買取が初めてで、不安を感じる方もいらっしゃると思いますが、今は安心して買取をお任せできる企業が数多くあります。

家に眠っている不要品をゴミとして出してしまう前に、一度、買取の査定をしてもらってはいかがでしょうか。お小遣い程度であってもお金が手元に入りますし、大切に使ってきた物たちが、新しい持ち主に大事に使ってもらえたり、新しい付加価値が付いて利用されたりするかもしれないからです。

このコラムが気に入ったら
ぜひ「いいね!」をお願いします♪

みんなに役立つ情報をお届けします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

あわせて読みたい関連コラム

掲載中のコラムを見る