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着物の宅配買取のコツは? 高く売るためのポイントまとめ

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2018.01.23

お店の選び方に注意しよう

査定額はお店の選び方で変わる

着物を売る場合、一般的な相場は、13万円です。その中でも、付属品がすべて揃っていたり、保存状態が良好な着物は、35万円になります。そして、作家物や人間国宝物など、高級な着物の相場は、数十万円にもなるのです。しかし、こうした値段がつくのは、きちんとした買取店で査定してもらった場合に限ります。着物の買取は、どこでも同じ値段になるわけではありません。

選び方によっては、相場よりもかなり安くなることがあります。特に、リサイクルショップなどで査定した場合は、相場のとおりにはならないことが多く、注意が必要です。そのため、宅配買取を利用する際も、お店を安易に決めたりせず、慎重に検討しなければなりません。信頼できるお店なら、高額で買い取ってもらうことができます。

選ぶ際の注意点とは

お店選びで注目すべきポイントのひとつは、まず、専門の査定員がいることです。着物専門の査定員がいる場合は、着物の価値を見誤るようなことはないので、よい着物であれば、かなり高額になります。リサイクルショップなどでは、アルバイト店員が査定を担当することがあるため、相場とはかけ離れた値段になってしまうことも多いのです。

実績が豊富な専門の買取店なら、この点はクリアできます。また、着物の買取では、大きな販路をもったお店であることも重要です。買い手がつかないようなら、どうしても査定額が渋くなってしまいますが、販路が大きければ、そうした心配はありません。専門店であることと、販路の大きさは、お店選びの重要なポイントになるのです。

宅配買取の専門店を利用しよう

専門店以外だと安くなる

宅配買取は、たくさんの着物をまとめて売るには、とても便利なサービスです。店舗買取の場合は、運ぶ労力や、査定を待つ時間の問題があります。量が多ければ、店舗まで運ぶのはかなり大変な作業であり、多くの着物をすぐに査定することは難しいため、待ち時間も長くなりがちです。しかし、宅配買取なら、自宅で簡単に済ませることができます。

これらの点に注目すると、宅配買取は、店舗買取よりも優れているように思えますが、一方では、デメリットになる部分もあります。それは、人件費やガソリン代など、店舗買取では発生しないコストがかかることです。その分が差し引かれることで、査定額は安くなってしまいます。

そこで重要になるのが、「どのようなお店の宅配買取を利用するか」という点です。宅配買取に対応しているお店は多くありますが、コストの分がマイナスになることを考えれば、普通に選んだのでは、思うような査定額にはなりません。なるべく高く売るためには、宅配買取を専門に手掛けているお店を探すようにしましょう。

専門店のメリット

宅配買取は便利ですが、高額買取を重視する場合には、あまり期待できないものです。しかし、宅配買取の専門店なら、話は変わってきます。専門で行っているところは、それぞれが独自の効率化に取り組んでいるため、通常の宅配買取とは違い、あまりコストがかかりません。

そのため、査定額から差し引かれるものがなく、普通の買取店に依頼するよりも、かなり高い値段が期待できるのです。したがって、着物をできるだけ高く売りたいなら、「宅配買取も行っている」というお店ではなく、「宅配買取を専門で行っている」という点に注目してください。専門で行っているお店なら、余計なマイナスがなく、着物の値段がそのまま査定額になります。

高く売る工夫をしよう

付属品は忘れずに

着物を売る場合、付属しているものは、できるだけ揃えておくようにしましょう。着物の買取では、着物自体はもちろん重要ですが、その付属品も、査定額に大きく影響するポイントなのです。着物単体で査定してもらうより、なるべく付属品が揃っていた方が高額になります。すべてが完璧に揃っていれば、最も高い値段が期待できるので、付属品のチェックは忘れずに行いましょう。

そうした付属品の中でも、特に重要なのは証紙です。証紙は、着物の産地や品質を知るための重要なものであり、これがしっかり付属していることで、着物の価値が高くなります。着物は、できるだけ買ったときのままで売ることが理想ですが、もし欠けているものがあっても、証紙だけは確実に用意しておいてください。

まとめて売ろう

着物を売るときは、一度に売るものが多い方が、より高額になります。売りたい着物がひとつではなく、複数ある場合には、なるべくまとめて査定してもらうようにしましょう。しかし、複数の着物を一度に売るとなれば、店舗買取だと、運ぶ手間や待ち時間などのデメリットが多くあります。

まとめて売るときは、自宅でできる宅配買取を利用するのがオススメです。そのときは、先述のように専門の買取店を選びましょう。また、まとめて売る際は、着物以外の小物にも注目してください。着物の買取店では、帯や足袋、扇子や下駄といった、さまざまな和装小物も取り扱っています。

小物自体は、それほど高い値段がつくことはありませんが、着物と一緒にまとめて売ると、査定額が高くなるのです。そのため、着物を売るときは、不要になった小物がないか確認してみてください。もし売ってもよいものがあれば、ぜひ一緒に査定してもらいましょう。

高い着物と安い着物を見分けよう

高い着物の条件

着物の買取では、基本的に使ったものが多くなりますが、一度も袖を通していない新品の着物は、かなりの高額が期待できます。着物が好きでコレクションしている人などは、未使用の着物を大量に揃えている場合があり、まったく着ていないものが査定に出されることも多いのです。

そのため、もし使っていない着物を売りたいと考えているなら、ぜひオススメです。その際は、証紙などの付属品もしっかり揃えて完璧にしておけば、より高く売ることができます。また、着物の生地にも注目してみてください。

着物の値段は、使用されている生地によっても違いがあり、高い査定額がつくのは、綿、麻、正絹の3つです。売りたい着物の生地が、その3つのうちのどれかであれば、高額で買い取ってもらうことができます。ただし、着物の生地を自分で判断するのは難しいので、わからないときは、専門店に相談してみましょう。

高額にならない着物とは

高額で買い取ってもらえる着物に条件があるように、高額にならない着物にも、いくつか特徴があります。そのひとつが、シミやシワ、汚れなどがひどいものです。着物は、着ていればどうしても汚れてしまうため、使用後の手入れは必要不可欠なものになります。しかし、あまり手入れをしていないものや、不適切な方法で行っていたものは、劣化が激しく、高い値段はつきにくいのです。

軽い汚れなら希望もありますが、あまりにもひどいものなら、高額買取は期待しない方がよいでしょう。また、大量生産された安い着物は、査定額も低くなります。製造技術の向上により、そうしたリーズナブルな着物は、昔よりも多く販売されていますが、買うときに安い分、査定額もかなり安くなるものです。場合によっては値段がつかないこともあります。

宅配買取では、買取不可な着物があった場合は、頼めば処分してもらえるので、安い着物を売るときは、そのまま処分することも考えておきましょう。そして、先述したように、付属品がないものは、査定額も上がりません。特に、証紙がないものは、品質の証明ができないことになってしまうので、証紙は常にセットにしておいてください。

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