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まずは自分の着物の価値を知ろう!現在の相場と高値がつく着物とは?

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2018.01.22

着物の価値

着ない着物

着物の価値は高級なものから安物まで実に幅広く、着物に関して深い知識がなければ、その本当の価値を判断することは難しく、素人にはハードルが高くなってしまいます。価値のわからない着物が手元にあり、しかも着る機会がないとなれば、ますます扱いに困ってしまうことでしょう。

そんな着物を有効活用するためにも、着物を必要としている人に譲るという選択肢があります。タンスの肥やしになり、眠ったままの着物ならば思い切って買取りしてもらい有効活用する方が、着物にとっても賢明な判断となります。

買取店の特徴

着物を買取ってもらう決断をしても、経験がなければ、どうすればいいかわからないものでしょう。現在着物の買取りをしてもらう際には、下記のような買取店があります。

リサイクルショップ

街のあちこちで見かける総合的なリサイクルショップです。家庭での不要品を中心に買取りを行っていますが、幅広い品物を買取りしてくれるところがメリットでもあります。ですがリサイクルショップには、専門的な知識が必要となる着物に関して、しっかりとした専門知識を持っている人がいない可能性もあり、正当な買取価格がつかない可能性が高くなります。

質屋

昔ながらの質屋は、リサイクルショップの勢いもあり、昔より数が少なくなりました。リサイクルショップと比較すると、着物の価値がしっかりわかる人がいる可能性は高くなりますが、店員数も少ないところが多いため、専門的な判断ができる人がいるかどうか事前に確認する必要があります。

着物買取専門店

着物の買取りを専門としているお店です。買取りを専門としているため、着物の専門的な知識を持っている人が多く、しっかりとした目で価値を判断してくれます。インターネットを駆使して、着物の買取りのやり取りができるところも増え、現在着物買取方法の中で主流となっている買取店です。

着物買取方法

着物の買取りをしてもらう業者が決定したら、次は買取方法について考える必要が出てきます。現在着物の買取方法には、下記のような方法があります。

直接持ち込み

店舗に直接持ち込む方法は、その場ですぐに着物の価値がわかることがメリットですが、重たい着物を何枚も運搬するのがとても大変です。そのうえ、納得のいかない査定価格を提示されたとしても、面と向かって買取りを断りづらくなり、ここまで持ってきたのにという労を惜しむ気持ちまで出てきてしまいます。結局提示された金額で売ることになるというパターンが多くなります。

出張買取

出張買取とは、査定人が自宅を訪問し、直接買取りをしてくれるサービスです。しっかりとした査定から入り、査定後に提示された金額に納得いけば買取成立となり、その場で支払いを受け取ることができます。

納得いかなければ買取りを断ることもできますが、面と向かって断りづらいというデメリットもあります。査定だけでも無料で実施しているところがほとんどですが、ここまで無料で来てもらったという感情が負い目となってしまうこともあります。

宅配買取

宅配買取とは、段ボールなどの箱に不要となった着物を入れて送り、査定してもらうという方法です。出張買取のように自宅に人が入ってくる必要もなく、着物を処分できるため人気の高いサービス方法となっていますが、実物を見ながら査定の内容を確認することができないことがデメリットです。また、査定価格が気に入らず売買が成立しなかった際、着物を送り返してもらう時の送料がどうなるのか確認が必要です。

着物買取専門店がおすすめな理由

着物買取店の特徴

着物の買取りをお願いするのなら、やはり1番おすすめなのは着物買取専門店にお願いする方法です。その理由はたくさんあります。

専門的な知識

着物買取専門店には、着物の知識が豊富な人が必ずいます。幅広い着物の種類や相場、価値をしっかり見極め、判断できる目を持った人がいることが何よりの強みです。高級な着物に対しての、真贋(しんがん)の見分け方などを把握していると、なおさら安心して査定をお願いすることができます。

高価買取

専門的な知識を持っている査定人がいるからこそ、良いものの価値がよくわかるため、本当に価値のある着物には高価な査定価格がつく可能性も高くなります。着物の価値と相場をしっかり見分け、正当な価格を提示してもらうことができます。

ネット買取

着物買取専門店ならではのインターネット買取は、時間がない人にとってはとてもありがたいサービスです。宅配買取にいたっては、全く誰とも顔を合わせることなく、インターネットだけでやり取りが終了するうえ、買取りが成立すれば買取金額も振り込まれるというシステムです。効率よく着物を買い取って欲しいと考える人ほど、利用価値が高くなります。

販売ルート

着物買取専門店は、買取りした後の着物を販売するルートを持っているところがほとんどです。そのため、買取後の着物もしっかり活用することから、高く買い取ってくれる可能性も高くなります。販売ルートがあることで、着物市場の流行や相場といった、着物に関する動向もしっかり把握しています。

着物に関する情報

着物について知る

着物を売りたいと考えるならば、ある程度の相場を把握しておくことも大事です。せっかく高価な価値のある着物を持っていたのに、知らぬまま買取りしてもらったために安値をつけられ、そのまま売ってしまったという話もよくある話です。

自分が買取りしてもらおうとしている着物がどれほどの価値を持ったものなのか、または現在市場ではどんな着物が高く買い取ってもらえるのか、などをしっかりリサーチしてから買取りしてもらうことが、高値で買い取ってもらうためのポイントでもあります。

高値がつく着物

現在、高く買い取ってもらえる可能性が高い着物は下記のような着物です。自分の着物がこれらの着物にあてはまるかどうかを知るだけでも、違ってきます。

保存状態

買取りしてもらうまでの保存状態は、買取価格に大きな差を生むことになり、さらには着物の価値を査定するうえでの基本的な判断材料ともなります。シミやシワがないものや、防虫剤等の臭いがないもの、着物の丈が最低でも155cm以上あるものなら、高値が付く可能性があります。着物の産地や作家を証明する証紙があると、さらに査定価格は高くなります。

人間国宝の作家

有名な作家や人気のある作家がデザインした着物は、当然ながら高値がつく可能性が高くなります。特に人間国宝の着物作家の人気は高くなり、高値で買取りしてもらえます。一例をあげると、人間国宝の着物作家である稲垣稔次郎さんや久保田一竹さんなどが高値がつく作家さんです。

産地

産地も買取価格に大きく影響します。加賀(友禅)、京都(友禅)、茨城・栃木(結城紬)、越後上(本場越後上布)などが有名な着物の産地であり、高値で買い取りしてもらえる可能性が高くなります。

着物の相場と高値買取のコツ

着物の相場

着物の買取りは、査定の基準事項がたくさんあるため、どれくらいで売れると一概には言えませんが、一つの目安として相場を知っておくことはとても大事です。有名な作家やブランド力のある着物ではなく、一般的な着物の買取価格の相場は下記のとおりです。

訪問着

8千円から2万円前後

色留袖

8千円から12千円前後

黒留袖

6千円から12千円前後

振袖

1万円から4万円

複数社へ

基本的に着物買取専門店なら、どんな着物でも買取りしてくれるところがほとんどです。帯締めや帯留、草履や扇子といった小物も、ほとんどのところで買取りしてもらえるため、小物だけでも査定に出す価値は高くなります。

産地や作家、購入時期や生地の種類がわからずとも、ひとまず査定に出してみることをおすすめします。その際、提示された買取価格の正当性や妥当性を確認するためにも、1社ではなく複数社に査定してもらうことが、より高値で買い取ってもらうためのコツです。

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